RCAケーブルの作り方と本格スリーブ
本日は、最近購入したUSB-DACで使用する「RCAケーブル」の自作をしていきたいと思います。 あと、見た目をかっこよくするためにスリーブ化もしちゃいます!
ちなみにこれが購入したTEACのUD-501になります。 なかなか人気があるみたいですよ。
RCAケーブルの作り方
まず、RCAケーブルを自作するのに必要な材料のご紹介です。
- ケーブル: BELDEN(ベルデン)82760
- RCAプラグ: NEUTRIK / REAN(ノイトリック / リアン)NYS373
- スリーブ: MDPC-X Cable Sleeve XTC
このケーブルは、人気のBELDEN 88760よりも柔らかくて扱いやすくなっております。 もちろん音も良いみたい♪
プラグも定番のNEUTRIK / REAN。 付属の樹脂パーツでケーブルをかしめることなく固定することが出来るので再利用が容易となっております。
スリーブは自作NASの残り物で、MDPC-XのXXX-White Cable Sleeve XTCと、Riviera-Blue Cable Sleeve XTCを使用します。(NASを自作する方法)
お次は、ケーブルの方向性についてですね。
このケーブルには方向性をしめす「矢印」は付いていないのですが、このような場合は印刷されている文字の読み順に上流(USB-DAC)→ 下流(アンプ)となるように接続するのがいいみたいです。
それとシールド線の接続についてですが、シールド線は消費電力の大きい機材側を接地させるというのが正しいらしく、ここでは「ノイズに強い音質に有利なケーブル」となるように、アンプ側だけをはんだ付けすることとなります。
上の写真は上流のUSB-DAC側になりますので、必要のないアルミ箔とシールド線を取り除きます。 下流のアンプ側の作業ではシールド線を残し、アルミ箔だけを取り除きましょう。
赤と黒の細い線が現れましたね。 赤い線をHOT、黒い線はCOLDと呼びます。
被覆を剥きましたら予備はんだをしちゃいましょう。
はんだ付け
さぁ、ここからはお楽しみのはんだ付け作業です♪
はんだこてはHAKKOのFX-951がおすすめです。 このようなステーションタイプは熱回復が早くとっても作業がしやすいんです♪
こて先はD型の2.4Dを使用しました。
はんだは「世界最高の品質」というのに釣られて買った、日本アルミットのKR-19を使用します。
フラックスも使用すると作業性がUPしてよりキレイに仕上がるんですよ♪
はんだ付け作業にはこのような「はんだ付け補助ツール」があると便利ですよ。(リン青銅製はんだ付け補助ツールで、はんだ付け作業がもっと簡単になる!)
プラグ側も予備はんだをしておきましょうねー。
こんな感じではんだ付けします。 HOTとCOLDをショートさせないように注意しましょう。
下流のアンプ側を作業する時は、シールド線と黒い線をしっかり撚ってはんだ付けするとよいです。
はんだ付けを終えましたらテスターで導通チェックをしましょう♪
スリーブ化
タイトルの「本格スリーブ」とは、何が本格なのか私にもよくわかりませんけれど、熱収縮チューブを使用しない「ヒートシュリンクレス」というやつで見た目がカッコよくなっちゃいますw
まぁヒートシュリンクレスといってもNASの電源ケーブル作成の時みたいに溶着するわけではないんですけどね…。
スリーブは、なるべく伸ばした状態にしたほうがケーブルにピッタリフィットして見た目もよろしくなります。
NYS373付属の留め具をこのように被せます。
最後にカバーをくるくるとしっかり回して完成です!
熱収縮チューブを使用しないと見た目がスッキリして良いですね♪
さっそくUD-501に取り付けてみましたー。
まとめ
可愛らしいRCAケーブルを低予算で作ることができたので、とっても満足なまりもでした♪
それではまたー。
Comment
「予備ハンダ」ではなく、「呼びハンダ」ですね。
大変勉強になります。m(_ _)m