クエストのインパクションを組み立てよう!(後編)
今回の記事では、ESCやジャイロといった電子部品の取り付けに伴う配線処理の様子と、必要になった延長コードなどにも出来るだけ詳しくご紹介していければと思います。
でもその前に前回の続きから♪
E12S-775の組み立て
前回の続きからということで、まずはメインローターヘッドの取り付けですね。
ところでこのローターヘッド、なぜかクエストさんでは仮組みではなく緩み止め剤も使用した本組み状態がデフォルトなんだそうです。
でも、ベアリングに耐久性が大幅にアップするといわれるベルハンマーを注入したかったので、面倒だけれど一度ヘッドをバラしてみることにしました。
ところが、緩み止め剤をたっぷりと塗られていたせいでボルトが外れないというまさかの展開に!
いろいろ考えた結果、ガスケットリムーバーに浸け置きしたり半田コテで熱を加えるなど格闘の末、なんとか2つともボルトを外すことが出来ました。
それにしても酷いですよね? 自分で組み立てたらこうはならないのに…。
気を取り直してスラストベアリングにベルハンマーグリスNo.2を盛ってみました。 このベアリングのグリスは遠心力で流れ出やすいので多めに入れておいた方が良いみたいです。 ベアリング自体が高速で回転するわけではないので動きにも問題ありませんし。
ちなみに左側は盛る前です。
あと、ラジアルベアリングにはベルハンマー原液を少量だけ注入しておきました。
というわけで、メインローターヘッドの組み立て完成♪
そしてスワッシュのリンケージを組み付けていきます。
完成♪
この次は、テールの組み立てに入っていきます。
まずは、組立て済みのテールローターグリップをバラして、ベアリングにベルハンマー原液を注入。
そうそう、キャップビスの方はというと相変わらず緩み止め剤がたっぷりと使用されておりました。
続きまして、こちらはテールピッチスライダー関係のパーツ。
そして、テールプーリー周辺のパーツ。
このようにテールケースを組み上げたら…
テールピッチレバーも組み立てます。
そしてこれらを合体!
とても簡単に出来上がりました♪
テールローターの方が出来たということで、次はラダーリンケージロッドの組み立てです。
説明書でリンケージは接着するよう指示があるので、金属やカーボンの接着に適したセメダインの”メタルロック“を選んでみました。
今回ネットでポチッたのは、一般用より量が多いのになぜか安い業務用になります。
ただし、業務用ということでグラスプガン等は必要ですけれど…。
でもこのメタルロック、ネットの評判通り本当に良い感じなんです♪ 硬化速度も普通で扱いやすいし色もカーボンロッドと近いから違和感なく仕上がりました♪
ということで引き続きテールブームを組み付けたいところですが、その前に面倒なメカ積みからやっつけた方が良さそうです。
搭載する受信機とジャイロは、フタバのR7008SBとCGY760R。
インパクションはジャイロプレートに専用の穴が用意されているので、今回は両面テープではなくネジ止めすることにしました。
受信機の外部電圧測定入力ポートにはCA-RVIN-700を接続。 こうすることで、CGY760Rが12chモードでも動力バッテリーの電圧テレメトリーが利用可能になるので安心して飛行出来ます♪
ちなみにCGYコードは200mmを使用しています。
あと、受信機の固定にはエーモンのロックファスナーを使ってみました。
まとめ
明日は初飛行の予定です♪