「赤毛のアン」の舞台を再現したあのカナディアンワールドが、悲しいことに今年の10月20日をもって閉園されるというので写真撮影に出掛けてきました。
その日は見事な秋晴れで、暖かくて風も無いという絶好の撮影日和となりました♪
そして、そこには幼い頃パパに連れられて来た時と同じ景色が広がっていたんです! 本当に綺麗ですよねー♪
写真撮影
さて、ここからは公園入り口の方からお話しを進めて行きたいと思います。
まず初めに、駅のトンネルのような通路を通り抜けるんですね。
するとそこには、お伽話のような世界が待っているとかいないとか。
すみません… HDRが過ぎましたね…。
そして、ここから少し歩くと素敵な塔がありました。
私は体力が無くて上りませんでしたが、この塔は展望台にもなっているようです。
そしてここからさらに歩くと他にも魅力的な建物はありましたが、この時はとりあえず街まで下りてみる事にしました。
街に着くと大きな池があったのでリフレクションを狙ってみました♪
水面の反射をある程度くっきり写したかったので、ISO感度を640まで上げてシャッター速度は1/400に設定して撮ってみました。 ちなみにf値は11です。
天候が良かったおかげで素敵な写真が撮れて大満足です♪
でも素敵な写真をもっと撮りたいので、次はいよいよ主人公「赤毛のアン」の家へ行ってみることにしました♪
アンの家は、街から少し坂を上った場所に建っているんです。
玄関横の説明看板には、孤児のアンをマシュウとマリラの兄妹が幼女に迎え入れた……と書かれてありました。
そういえばそんな物語りでしたね。 私も少しずつアニメの記憶が蘇ってきました。
中に入ると貸衣裳があり、それを可愛らしい女の子が試着されている姿を見てホッコリした気持ちに♪
それから、名簿を拝見したらかなり遠くから来られている人もいるようでしたね。
でもこの日は平日で人も少なく、たまたま時間帯が良かったせいか、じっくりと撮影をすることが出来たんです♪
ということで、まずは1階から撮ってみることにしました。
こちらはキッチンです。 お腹は空いていませんでしたけれど、なんだか温かいスープが飲みたくなっちゃいました。
続きまして、こちらはダイニングになります。 とても素敵な空間ですよね♪
「おてんば」な私もこんなお家に住んだら、少しは上品になれるかな?
客間もこんなに素敵!
寡黙で働き者だったマシュウのお部屋。 でも、マシュウの体にはちょっと狭いような気もします…。
さて、1階を撮り終えたということで、次は2階に移動してみましょう♪
はじめに、主人公アンのお部屋。 窓のむこうにはダイアナのお家も。
アニメの他にも海外ドラマ版をYouTubeか何かでチラっと観ましたけれど、あの女優さん可愛かったですよねー。 ミーガン・フォローズさんでしたっけ?
こちらは裁縫室ということで、骨董品のようなミシンが置いてありました。 でもこのミシン、奇麗だしきっとお高いんだろうなぁ。
そして、マリラのお部屋。
広々として、やわらかな空間が演出されていました。
最後は客間寝室になります。 清潔感のあるとてもキレイなお部屋ですね♪
ただ、ダイアナのお家に業者さんらしきクルマが停まっていて、小さいけれど写真に入ってしまったのが残念。 Photoshopで消してしまえばよかったかな?
これで屋内の写真は撮り終えたので、外に出てもう一度「アンの家」の外観を撮影してみることにしました。
今度は家の正面から撮ってみましたが、ここが廃園になったらこのグリーンゲイブルズを二度と見ることが出来ないということで、寂しげに現像してみました…。 うーんほんと残念。
グリーンゲイブルズが名残惜しいですけれど、次はダイアナのお家に向かってみました。 といってもすぐ隣なんですけどね。
ダイアナのお家は、業者さんが裏でトントンと音を立てて何か工事でもしているようでした。 ということは、もしかして来年も再開するのでしょうか。
この後、結構歩かなくてはならないけれど、周辺を散策してみることにしました。
まず見つけたのが、可愛らしいデザインのマンホールの蓋。
そしてこんな看板も。 カナダのシャーロットタウンとは姉妹都市のようです。
その次に、リンド夫人のお家も発見です!
隣には郵便局もありました♪
公園内は広いので、移動に結構時間が掛かってしまうんですよねー。
見覚えがあると思いますが、最初の方でご紹介した塔の反対側になります。
説明文によりますと、ナイアガラの滝から北へ20kmの所にある時計台だそうです。
周辺の山々には紅葉も見られますね。
このレンガ造りの建物は、公園の案内図を確認したら写真館として使われていたようです。
こちらは、ギャラリーや木工品、陶芸品の販売が行われていたみたいです。 もしかして現在も営業されているのかな?
そして、すぐ近くにはこんな長~い滑り台も♪
これが先程お話しした案内図です。
最初に通ったケンジントン駅です。 私以外にも女の子がちらほらといらっしゃいました…。
おもいっきりパンクしちゃっていますが、こんな素敵なクルマも。 これでも、大昔は観光客をたくさん乗せて毎日走っていたんでしょうね… お疲れ様でした。
帰り際に、最初に撮るべき看板をパシャリ!(舞い上がっていたのか通り過ぎていたんですw)
この日は13時頃から撮り始めたということで、すっかり夕方になってしまいましたね…。
でも楽しかったなー。 来年も何らかの形で再開されることを願うばかりです。
PRコーナー
街に下りた時に、ある建物でPRコーナーというのがあったので何枚か撮ってみました。
そこには奇麗な写真がたくさん飾ってありました!
高倉健さんと大原麗子さんも!
貴重なサインも飾られていました。 それにしても皆さん達筆ですね。
少し調べてみると、NHKドラマ「チロルの挽歌」のロケが芦別市で行われたみたいです。
その他にも、模型がいくつか展示されていました。
これはアンが通っていた学校ですね。
郵便局とリンド夫人のお家も。
そして、グリーンゲイブルズもありました。
またまた高倉健さんです。
有名人ばっかり!
それにしても、なんて凛々しいお顔なんでしょう♪
あと、カナディアンワールド全体のジオラマも展示されていました。
もしかして、夏はこのようにラベンダーが咲き誇っているのでしょうか。 どうなんでしょうね? ご存知の方がいましたら教えてください♪
まとめ
たった数時間の撮影でしたけれど、素敵な写真をたくさん撮ることが出来てまりもは大満足です♪
ちなみに、今回の撮影も豊平峡の時と同じようにGitzoの5型を手に持って移動したのだけれど、非力な私でも全然いけちゃうくらい腕は疲れませんでした♪ まぁアルカスイスの雲台が軽いっていうのもあるんでしょうね。
最後に、夕暮れ時の街並みを観てお別れとなります♪
それではまた次回お会いしましょう。