記念すべき第一話は、まりもが新しいカメラを買うまでの物語。はたしてどんなカメラを買うのでしょうか… 皆様、最後までごゆっくりご覧ください。

最近物忘れがひどくて困っちゃうんです。 数年前に33,000円くらいで買ったSONYのDSC-TX5という、小さくて防水・防塵・耐衝撃のお気に入りカメラを使おうとしたら、バッテリーが放電していて容量が空だったんですね。まぁしばらく使っていなかったのでこれは予想していました。

しかしバッテリーを充電すれば済むことなんですけど、充電器がどこを探しても見つからないんですよー(3日も探しました…)
もう諦めて充電器を買うしかないのかなぁと思い価格を調べてみたら3,000円くらいするんですね。
そこで私思いました。もう液晶のコーティングも剝がれてボロボロで見づらいし、SONYタイマー(手振れ補正機構部不具合)も発動しちゃってるし… もう「新たにカメラを買ってしまえばいいのです!」となった訳ですね。なんだか強引。
まぁでも前からカメラの趣味もいいなと思ったりしていたのと、いつかは一眼レフで素敵な写真を撮りたいと思っていたので、予定よりもかなり早くなりますが(20年くらい?)カメラを始めることとなりました!
カメラ選び
では早速カメラ選びなのですが、世の中には数多くの機種がありますよね。 最初、カメラの事なんてほとんどわからないので「ミラーレスってなんだ?ファインダーがないの?コンデジと一緒で液晶モニターを見ながら撮るの?」とか、「一眼レフってファインダーが付いててレンズを交換できる大きいやつの事だよね?」という状態の私。
でもしばらく勉強するとミラーレスにもEVF(電子ファインダー)ですがファインダーがあるという事を知り、「レンズも交換出来てなんだかカッコイイ! ファインダーをのぞいて撮りたい!」という感じで、まずはミラーレス一眼が候補にあがりました。
そこで気になったのが次の3機種。
これらはファインダーがオプションだったりしますが、どれも色がかわいいんですよねー♪ あとペンタックスのはとっても小さいのかな?
でも私ちょっと考えました。いくら小さいといってもスマホやDSC-TX5みたいに気軽にポケットに入れてということにはならないなと。
だったらどうせカメラバッグに入れて持ち運ぶことになるので、「黒くて大きい一眼レフでいいんじゃない?写りも良いみたいだし!」と。
そうそう写りの良さはどこで変わるのかというと、レンズに依るところと、センサーサイズにも依るみたいなんですね~。 センサーは大きい方がきれいに撮れるとか。
先ほど候補にあげたオリンパスのPENとパナソニックのLUMIXのセンサーはマイクロフォーサーズといってやや小さめみたいです。ペンタックスのQシリーズはさらに小さいです。
よく皆さんが使っている一眼レフのセンサーサイズにはAPS-Cっていうのとフルサイズという2種類の大きさのサイズがあって、APS-Cは専用のレンズがお手頃価格だったり、ボディー自体も安かったりでお財布にはやさしいようですが、後にフルサイズへ移行した時せっかく買い揃えたレンズが使えないんです。
あと、APS-Cではレンズの焦点距離の1.5倍もしくは1.6倍相当の画角になるらしく、これはよくレンズのカタログなどで見る「35mm換算で何mm…」というやつ。 ん~なんだかよくわかりません。
という訳で、35mm換算とか計算するのも煩わしいですし、フルサイズを買い直すことになっても結局はお財布にやさしくないので、ここは最初からフルサイズを購入したいと思います!
マウント選びで決まるカメラ人生
なんだか大げさなようですが本当みたいです。 レンズマウントはメーカーによって規格が異なり互換性がないんですねー。 ですので最初に手にする一眼レフカメラのマウントで今後のカメラ人生が決まってしまうんですって。 苦労して買い揃えたレンズが無駄にならないよう、慎重に選ばないといけないですね。
カメラメーカーは数社ありますが、その中でもレンズの種類が豊富なのと、ほとんどの人がキヤノンかニコンなので、この2社から選びたいと思います。
そして候補にあがったのがこちら。
フルサイズの中ではお値段もお手頃なこの2機種。
私、どちらにするかいろいろ悩みました。 そして自分には何が必要なのかよく考えました。 そう、「私が撮りたいもの」は工場夜景(普通の夜景も)に花火に星景でしょ、それと滝や川の流れを雲のようにしたり、あとミルククラウンとか水滴の中に花が映っている素敵な写真とか…。
こうして見てみると、上にあげた「私が撮りたいもの」は、あら不思議! すべて三脚を使うんですねー。
三脚も買わなくちゃです。
三脚を使用するので、夜景や花火や滝は長時間露光になるだろうしISO感度は低くても大丈夫そうです。 マクロ撮影もどちらの機種でもなんなく撮れそうです。 ただ星景に関してはEOS 6Dの高感度耐性があったほうが良さそうですね。
では実際にお店へ行って触ってみよう!
キヤノン EOS 6D
いや~案外簡単に機種選びが決まりました。
私、一眼レフカメラを買ったら親指AFを使うって決めていたんです。そういう知識はなぜかあったんですねー。インターネットのおかげですね♪
そしてEOS 6Dで親指AFボタンを押した後にD610を触ってみたら、なんだかボタンが遠いというか横にずれてるような…
というわけでボディーはキヤノン EOS 6Dに決定です!
本当は他にもいろいろ比較したんですよー。 結果どちらもすばらしいカメラだということが感じました。 私にはどちらを選んでも正解なのかも。
レンズ選び
先ほど上に書いた、「私が撮りたいもの」の中にマクロ撮影がありますので、一本目はマクロレンズになります。 フルサイズということで焦点距離は100mmが良さそうな感じ。
キヤノンの純正レンズ EF100mm F2.8Lマクロ IS USMがいいんじゃないでしょうか。
三脚を使わない時にはハイブリットISという優秀な手振れ補正が頼りになりそうですね! ネットでも好評なレンズなので間違いないと思います!
続きまして二本目は「私が撮りたいもの」の他に、時々オークションサイトに出品する商品を撮影するのにも使えそうな、広角レンズを選びたいと思います。 広角レンズといってもあまり歪みがあってはいけないということで、今回は35mmあたりのレンズを選びたいと思います。 そして見つけたのがお値段もお手頃で評価の高いレンズ。
キヤノンのEF35mm F2 IS USMが良さそうです。これにしましょう!
さて、ボディーとレンズ2本が決まりましたが、はたして合計お幾ら万円なのでしょうね。 安くしてくれるのかはわかりませんが、一応近くのお店へ価格交渉をしに行ってきます。
お買い物
私、お買い物はネットで済ますことが多いのですが、いやー交渉してみるものですねー。
あらかじめ価格.comで最安値を調べておいたのですが、その最安値から端数を除いた額を店員さんに「〇〇万円になりませんか?」と聞いてみたんですね。そしたら何やら裏へ行っていろいろ調べてくれているみたいで。
待っている間、私の中では「やっぱり無理なんだろうなぁ」とか、「ネット最安値の数万円高く提示されるんだろうなぁ」って考えていました。
ところが、数分経って戻って来られた店員さんが「いいですよ♪」っておっしゃるではありませんか!
恥ずかしがり屋さんの私は「キャー!すごい嬉しい!」って舞い上がる感情をなんとか抑え、冷静を装いながら(顔は気持ち悪かったかも)テクテクとレジに向かいます。 そして、これまでのカメラについていろいろ調べた学習期間と、悩みに悩んだあの楽しかった日々を思い出し、なんかだホッとしたようなさみしいような… そんな気持ちになりました。
残念ながらお店に在庫はなく、メーカー取り寄せになるということでその日は持って帰れませんでしたが、本日入荷したので受け取ってきました!
それではさっそくEF35mm F2 IS USMを取り付けて空き箱でも撮ってみましょう。
上でも述べたように、まず最初に憧れ?の親指AF仕様に設定を変更し、撮影モードはこれまた憧れ?のマニュアルモードにします。 そして、ファインダーをのぞきながら良さそうな露出に合わせ、記念すべき一枚目をパシャリ!

AF-ONボタンを押すとカメラから「ピピッ」と鳴り、シャッターボタンを押したら「カシャ」って良い音が!(感動している様子)
いや~一眼レフカメラって本当にいいものですね♪
まとめ
今回、趣味としてのカメラ選びは初めての事でいろいろ悩みもしましたが、そのどれにしようか悩んでいる時ってとっても幸せなんですよねー♪
現時点でもまだまだ必要な物がありますので、今から夢(妄想)がふくらみます。
というわけで、次は防湿庫と小物類を揃えていきたいと思います。