ボールリンクプライヤーを比較しておすすめ商品を選び抜いてみました!
わたくしまりもは組み立て式のラジコンを始めてから、持っていると便利な工具 “ボールリンクプライヤー” をいくつか用意していったのですが、その精度の悪さに「何か良いプライヤはないかなー?」っていつも悩んでいたんですね。
そこで「国内メーカーなら信頼できるかもー!」ということで、お買い得セール中だったブレードバランサーを購入するついでに、ヒロボーのロッドエンドペンチを選んでみました♪
これがなかなか使いやすいペンチなので、他のと比較していきたいと思います。
ちなみに定価は3,500円となっております。
ボールリンクプライヤーの使いやすさを比べてみよう!
それでは上でご紹介した商品の他に、私が過去に購入した2つのプライヤにもご登場していただきましょう!
左から、ネットでよく売られている格安商品、台湾メーカーのALIGN(アライン)、そしてヒロボーになります。
プライヤを比較するにあたって、まず始めにテストで使用する機体「Goblin 380」のボールリンクのサイズを測ってみました。
700クラスとかの大型ヘリではどうかわかりませんが、アラインのT-REX 470と同クラスのGoblin 380は直径4.71mmという大きさです。
測定には、お値段のわりには精度が高いと評判の「シンワ測定 デジタルノギス 150mm」を使用しました♪
それでは実際にリンクの付け外しをしていきましょう!
リンク取り付け
はじめにリンクの取り付けから比べてみました。
最初に登場するのは、今回テストするプライヤの中では最高級のヒロボー君です。
欲を言うとあと1~2mmプライヤの掛かりがあれば良いとは思いますが、とりあえず問題なく取り付けることは出来ます。
続きましては台湾からやってきたアライン君になります。
ご覧のように「ボッチ」が邪魔をしてプライヤの掛かりが浅いので、上手く取り付けることが出来ません。 力を加えるとプライヤが滑って簡単に外れてしまうから、キズだらけになってしまうんですよ…。
もしかしたら設計段階で、リンクの取り付けは想定されていないのかもしれませんね…。
最後は、ネットでよく売られている格安商品を見てみましょう。
このように片側はボールに当たり、もう片方は掛かりが微妙です…。 そのせいか結構キズが入るので残念な気持ちにさせてくれます。
リンク外し
次にリンクを外す方はどうなのか見ていきましょう。
まずはヒロボーから。
掛かりも良く問題なく外すことが出来ます。 さすが国内メーカーといったところでしょうか。
続きまして、先ほど問題外の能力を露呈してしまったアライン君。
このアライン君、リンクを外すのはとても得意なようです。 やっぱり「リンク外し専用」なのかな?
そして最後に、ネットで大人気の格安くん。
あろうことかボッチが低くて外すことが出来ません! 左右に捻りを加え無理やり外すことは可能ですけれど、やはりキズだらけになってしまいました…。
形状比較
ついでに先端の形状も見て行きましょう。
もう格安くんは論外ですね。 手作業でやってもこうはならないレベルだと思います。
しかも材質が柔らかいのか、ボッチがみるみる潰れていく始末…。 ほんと論外。
閉じ具合もこんな感じです。 格安くんは捻くれちゃっていますね…。 それに比べてヒロボーさんはここでも優秀♪
ちなみにヒロボーさんのボッチが付いていない方のサイズを測ってみましたが5.05mmでした。
これは大型ヘリにも使えるプライヤなのかな? どうなんでしょうね。 どなたかご存じの方がいましたら教えてください♪
まとめ
皆さん既にお気付きとは思いますが、オススメのボールリンクプライヤーはヒロボーさんの「ロッドエンドペンチ」になりました♪ ご覧のとおり圧勝ですね♪
私も最初からこれを買っておけば良かったなー。
でもどういう訳か、初めの頃はついつい安い物に手が出ちゃうんですよねー。 そのほとんどが安物買いのなんとやらになるのに…。 うーん、これからは気を付けないと。
というわけで、今回はボールリンクプライヤーのお話しでした。 この記事が少しでも参考になれば幸いです♪