USBケーブルを変えると音が良くなるというのは本当だった!
全国1億3千万人のオーディオファンのみなさまこんにちは。 今回は初心者まりもが最近気になっている「USBケーブルを変えると音が良くなる」という噂が本当なのかどうか実際に検証してみました。
検証といっても、皆さんが持っているような高級なケーブルは残念ながら買うことができないので、ごくごく普通の身近にあるものを利用してみました。
使用機材とアクセサリー
まずはじめにUSB-DACのご紹介ですね。
このUSB-DACは電源が搭載されていないので、PCからUSBケーブルを介して電力を供給してもらうバスパワー方式となっております。
おもちゃみたいな可愛らしいUSB-DACですね。 お値段もお手頃価格でした。
続いてはUSBケーブル。
今までは、とりあえず家にころがっていたエレコムの普通のUSBケーブルを使っていました。 長さは1mです。
話によるとUSBケーブルは短いほうが良いとか。
なので私も丁度良い長さのUSBケーブルを自作することにしました。
USBケーブルを自作する
USBケーブルは家にある別のケーブルを短く切って使うので、とりあえずネットでUSBプラグだけをポチってみました。
1つ170円のUSBプラグをAタイプが4つ、Bタイプを2つだけ買いました。
このように単純な構造となっております。
使用するケーブルは、これまた家にころがっていたミヨシのUSBケーブル。 いたって普通のUSBケーブルですが、エレコムのより電源ラインは若干太いものが使用されております。
今回はこれを60cmに切って作り直します。
はんだこてはとっても使いやすい私のお気に入り♪ このFX-951にはそっくりなニセモノが出回っていますので購入する際は気を付けましょう。
はんだは「世界最高の品質」というのに釣られて買った、日本アルミットのKR-19を使用します。
はんだ作業には、このような補助ツールがあると便利です。
お互い予備はんだをしておくといいですね。
樹脂部分を焦がさないように手際良くはんだ付けしましょう。 使用したこて先はD型のT12-D4になります。
シールド線ははんだが乗らなかったのでかしめることにしました。
カバーは簡単にはめることが出来ます。
このようにしっかりとかしめます。
カッコよくするためにスリーブ化もしちゃいます。 スリーブの固定は熱収縮チューブで2段締めしただけですが、強度的にもまったく問題ないようです。
ちなみにスリーブは自作NASでも使用したMDPC-Xの製品です。(NASを自作する方法)
A側だけの加工なので短時間で作業を終えることができました♪
手作り感が出ちゃってますが、まぁ良しとしましょう。
試聴
ケーブルが完成したので、さっそくいつもの機材で聴き比べをしてみました。
するとどうでしょう… 今回作ったケーブルに変えたら今までより低音が強くなって、細かい音の1つ1つがハッキリと聞こえるようになったではありませんか!
まさか数百円のケーブルでここまで音が良くなるとは…
前に音楽再生ソフトのWindows Media PlayerとJRMCを聴き比べた時は「ちょっと良くなったかなぁ」程度だったのですが、今回のUSBケーブルはあきらかに音が良くなったのがわかりました。
私の残念な耳でもはっきりと違いがわかるくらいなんですから、かなりの変化が出ているんだと思います。
いやぁそれにしてもこんなことで音が変わるなんて、オーディオの世界は恐ろしいですねw
まとめ
今回、音の変化とオーディオの恐ろしさを感じ取ったまりもですが、さらなる音質の向上を目指して新しいUSB-DACが欲しくなっちゃいましたー。
TEACのUD-301-SPとかUD-501-SPみたいな、電源が搭載されていてお値段もお手頃なのがいいですよね。 でもこれ、発売されてからしばらくたっているからもうすぐ新型が出たりしないかなー。
うーんどうしよう… しばらく悩んでみようっと。
というわけで次回またお会いしましょう♪
Comment
はじめまして!もしよろしければ、こちらの記事の画像にある黒い熱収縮チューブのサイズと収縮率を教えていただけませんか?
この熱収縮チューブは、MDPC-XのAnthracite Heatshrink 3.4:1 MEDIUMという墨色の商品になります。 収縮率はその名の通り3.4:1で、収縮前の径は13.8mmだったような気がします。
でも現在この色は売られていないので、代わりに4:1 MEDIUMや、4:1 MEDIUM PLUSの黒が良いのではないでしょうか。 ちなみにPLUSの方は収縮前の径が16.0mmとなっており、大きめのコネクタにも使いやすいと思われます。 是非参考にしてください♪