はじめてのオーディオインターフェイス選び♪
パソコン経由でギターの音を高音質で出すことが出来たら、もしかしてギターアンプは必要ないのでは? ということで早速ギターとPCを接続する為に必要な機材「オーディオインターフェイス」を購入してみました。
ちなみにその他の機材は、現在PCオーディオで使っているアンプやスピーカーをそのまま利用する方向で行くことにしました。
アンプはSUN AUDIO(サン・オーディオ)のSV-2A3というA1級シングルステレオ真空管(無帰還)アンプです。 キットのものを購入し私が丁寧に組み立てをしました。
スピーカーはMonitor Audio(モニターオーディオ)のBRONZE 2になります。
ちなみにスピーカースタンドはH.T.Naviさんで作っていただいたもので、過去記事でもご紹介しましたが大きな地震にも耐えられる素晴らしいスピーカースタンドです。
オーディオインターフェイス選び
楽器屋さんには様々なオーディオインターフェイスが並べられていて、どれにしようかいろいろと迷ってしまうことってありますよね。 それに中には使い勝手が悪く、評判のよろしくない物も紛れているとか…。
なので失敗して後悔しない為に、寝る間も惜しんでネットで入念に調べてみました。
その結果、お手頃価格なのにスペックも良好で尚且つ可愛らしくてギターにも最適という「素敵なオーディオインターフェイス」を見つけちゃいました♪
それはフランスの電子楽器メーカー「Arturia」のMiniFuse 2という製品。
これよりさらにお手頃価格でライン入力が1つだけのMiniFuse 1もありますけれど、いつものように見た目の好みでMiniFuse 2にしました。
ちなみに日本の代理店はKORG(コルグ)です。
っと、ここで気になる点が1つ。
それは、なぜか封印シールが破られていてその上から普通のセロテープが貼られていることです。 国内に入ってきてから何か訳があって開封されたのでしょうか?
まぁ製品には使用された形跡がないのであまり気にしない事にしましょう。
気を取り直して開封です。
箱の中身はこんな感じ。
専用のUSBケーブルです。 品質も良いですね♪
フロントパネルはこんな感じ。 コントロールつまみは金属やプラスチックではなくゴムのような柔らかい素材が使われています。
ここは普通に金属でいいのにね。
後ろはこんな感じ。
シンプルで可愛らしいデザインですよね♪
そして全体的に質感も高いと思います。
接続ケーブル
アンプとの接続にはフォンコネクタとRCAコネクタが付いたケーブルを使用することにしますが、既製品を買うと結構お高いのでいつものように自作してみることにました。
ケーブルはそこそこ柔軟性もあって取り回しのしやすいBELDEN(ベルデン)の82760を選びました。
フォンコネクタはNEUTRIK(ノイトリック)のNP2X-Bで、RCAコネクタはREAN(リアン)のNYS373-9 Whiteを使用します。 ちなみにリアンはノイトリックの廉価ブランドになります。
はんだこてはHAKKOのFX-951です。 ステーションタイプは熱回復が早いのでとっても作業がしやすいです。
というわけで完成しました♪
付属ソフト
付属ソフトが何種類かあるので、その中でもよく使うものを簡単にご紹介していきますね。
まずはAbleton Live Lite。 レコーディングや作曲も行えるDTM(デスクトップミュージック)には欠かせないDAWソフトです。
でもまだ碌に演奏も出来ないので、主にチューナーしか使っていません(笑)
次はpre-1973。 ヴィンテージプリアンプの豊かなクラシックトーンを味わうことが出来るプラグイン。
続いてのプラグインはDelay TAPE-201。「ソフトウェアエフェクトでこれまでにない最も本格的なテープ遅延エミュレーションを備え、広々とした反響するディレイを実現します。」とのこと。
そしてRev PLATE-140。 ヴィンテージプレートリバーブの絹のように滑らかで共鳴するトーンを味わうことが出来るプラグイン。
続きましてChorus JUN-6。「クラシックなJUNOコーラスをベースに、重厚なステレオ感とアナログの温かみ、ボタン操作による微妙な動きを実現したコーラスエフェクトプラグイン。」とのことです。
最後は、マルチエフェクターとアンプシミュレーターがセットになったNative Instrumentsのプラグイン、GUITAR RIG 6のご紹介をして終わりになります。
とっても高機能ということでこれ1つでいろいろ出来るみたいですけれど、私はまだメトロノームしか試したことがありません…。
ちゃんと使い方を勉強しないとダメですね(笑)
まとめ
付属のソフトについてはまだよく分かっていませんけれど、MiniFuse 2自体は音も良いですし気になるレイテンシー(遅延)もないからおすすめです♪
まぁ敢えて不満を挙げるなら電源スイッチが付いていないから常に電源が入ったままなのと、コントロールノブが金属ではないということかなぁ。 でもその他は今のところ概ね満足しています。
ということで、はじめてのオーディオインターフェイスのご紹介でしたー。 それではまた♪