台座を使わずに「ねんどろいど」を撮影する方法!
数年前にネットで調べ物をしていたら、2.5頭身の可愛らしいお人形を外の木にくっつけて、被写体として撮ってる写真を見かけたんですね。
その当時、ねんどろいどの存在を知らなかった私ですが、「なんだか面白い写真だなー いつか私もこんな写真を撮ってみたい!」なんて思ったものです。
というわけで一眼レフカメラも手に入れたことだし、ネットで「ねんどろいど」を購入してみました!
でも、ちょっとまだ外に持ち出す勇気がないので、お部屋で撮ってみることにします。
ねんどろいど撮影
ではまず、今回購入したねんどろいどをご紹介しましょう。
- けいおん!の「平沢憂」
- アナと雪の女王の「エルサ」
ねんどろいどって顔とかのパーツが他にも付属されているんですね。
お手頃価格なのに髪型や表情を変えられるってなんだか得した気分になります♪
そんな「ねんどろいど」ですが、撮影するにはちょっと台座が大きすぎるような気がしませんか?
この「憂ちゃん」とてもかわいくて私のお気に入りなのですが、このままでは写真としてちょっとアレですよね。
そこで台座なしでも撮影できるように、お手製の「ねんどろいどサポートロッド」を作ることにしました!
工具と材料
とりあえずこのくらいあれば作業出来るかと思います。
- ヒートガン
- ラジオペンチ
- ニッパー
- プラ棒
さらっと紹介していきますね。
ヒートガン
ヒートガンは白光の「ヒーティングガン 882-1」というモデルで、室温~450℃まで調整できて便利なやつです。
そしてヒートガンを自立させるためにスタンドもあったほうがいいですね。両手が使えるようになります。
あとはオプションのノズルですね。これがないと狭い範囲に熱風を当てることが難しいかも。
白光から新しいヒートガンが発売されたようです。スタンドなしでも自立できるし、ケースも付いてていいなぁ…。
ラジオペンチ
一応2本用意してみました。
ケイバの「マイクロラジオペンチ M-616」と、同じくケイバの「リードペンチ 先細タイプ F-615」です。
このリードペンチは加工物を傷つけないようにフラット加工がされているんです。 まぁそのかわり滑りやすいですけどね…。
ニッパー
こちらもケイバの「マイクロニッパー 薄刃タイプ MN-B05」。 お馬さんがブランドロゴになっているケイバですが、日本製ということで品質は良いような気がします。
今回プラ棒の切断用にニッパーを使いましたが、プラ棒の周囲にカッターで切れ目を入れてポキッと折ることも出来ます。
プラ棒
プラ棒とは、切ったり、折ったり、さらに手や熱加工によって曲線を作るのにも手軽なスチロール樹脂の棒材です。
断面が直径2mmの円形タイプの白色を選びました。
プラ棒を加工して「ねんどろいどサポートロッド」を作る
プラ棒を適当な長さに切ってこのような感じで曲げていきます。
ヒートガンのおかげで誰でも簡単に曲げることが出来るんですよ♪
で、完成したのがこちら。 左は安定性重視のバージョンで、防湿庫の中に飾る時にもこれを使用しています。 でも撮影する角度によってはサポートロッドが写ってしまうので、その時は右側を使います。
このようにして支えます。意外と安定するので作ってよかったです♪
撮影機材
カメラはいつもの「EOS 6D」でレンズはもちろん「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」ですね♪
ストロボ関係はこの前購入した機材に活躍してもらいました。(そろそろライティングを始めてみたいのでクリップオンストロボとか揃えてみたよ!)
あと、背景紙として使う「ラシャ紙」を購入しました!
ラシャ紙というのは、羅紗(らしゃ:厚手の起毛毛織物)を思わせる緻密で温かい肌触りをもつ紙なんですね。
良質のコットンパルプを配合してあるので、独特の柔らかさで素朴な質感なんです。
撮影
エルサはその形状から台座がなくても自立できちゃうんです! オラフの分は作り忘れてしまいました。
アナと雪の女王を観てたくさん泣いたのはここだけの秘密。
続きまして憂ちゃん。表情がとてもかわいいですね~。
角度によってはサポートロッドが写っちゃいます。
ほんとなんてかわいいんでしょう~♪
まとめ
やっぱり台座がないと見た目がすっきりとして良いですね♪
では最後に一言… 私、ねんどろいどって「粘土」で出来ているのかと思っていました。
…。