花火大会が続いて、忙しいけどうれしい今日このごろ。というわけで今回も近くで行われた芦別花火大会へ行ってきました。
長時間露光
芦別市には観音様と五重塔がありまして、その近くには古くはないですが吊橋もあって、構図作りには良さそうな予感。
ところが花火会場の近くまで行ってみると、人はたくさんいるしクルマを停める場所も見つからないのです。
こうして困っていた私ですが、人とはちょっと違った写真を撮りたいという思いもあり、少し離れた場所へ行くことにしました。
それは、普段クルマで何気無く通り過ぎる橋。
その橋の上からやや遠くに見える「堰堤」というんですかね。ダムみたいなやつがあるんです。
その事を前から知っていた私は「この堰堤を前景に入れたら、もしかして良い写真になるのではないか」と、ふと思った訳です。(クリックしたら大きな画像になります↓)
今回、撮影場所から花火の打ち上げ場所まで2.3kmくらいと結構距離があったので、レンズはキヤノンの「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」を使用しました。
この写真は3枚の花火写真と、2枚の風景写真から出来ています。
堰堤の辺りはとても暗かったので、風景写真の2枚はISO感度を3200まで上げています。絞りはF16です。
シャッター速度は1枚が25秒で、もう1枚は49秒間も開けました。
その露出の異なる2枚の写真はPhotoshopで「露出ブレンド」をして、いい感じの明るさに調整しました。なんせ49秒も露光した方は、街の明かりがかなり白くなっちゃいましたので。
あとは通常どおり3枚の花火写真も含めて、比較明合成とマスクと位置調整を行っております。
まとめ
今回、撮影中にクルマが結構通りましたが、RAW画像をピクセル等倍で確認してもブレが目立たないのは、さすがジッツオ5型3段といったところでしょうか。それとアルカスイスの自由雲台も一役買っているかも。
※追記: 下のリンクは新商品のになります。デザインがおしゃれになっていますね♪
さてと… 近場の花火大会も終わったことだし、次は何を撮ろうかなぁ。
最後に、今回の撮影場所も貼っておきますねー。