今回は、初心者が初めて購入するラジコン飛行機としてもオススメな、フタバのスカイリーフマスターJrの組み立ての様子をお伝えして行きたいと思います。
といっても、半完成キットなのでそんなにお伝えすることはないですけれど…。 でも、加工や修正が苦手なまりもさんなのに、このキットには所々手を加えなくてはならないような場面があったんです…(涙)
スカイリーフマスターJrの組み立て
それでは、さっそく始めていきましょう!
まずは、前回もお伝えしましたがキットを箱から出した状態です。
このキットは、組み立て説明書の順番通りに進めていけば問題ないので、最初はエルロンのヒンジを接着する作業からとなります。
ご覧の様に、スカイリーフマスターJrのヒンジの接着部分は発泡素材で出来ているので、念のためテトラの発泡スチロール用瞬間接着剤を使用してみました。 噂によると瞬間接着剤には発泡素材を溶かす物もあり、それらを使用すると空中分解を引き起こす可能性もあるんですって。
あと、瞬間接着剤には白化する現象が起きてしまうのだけれど、硬化促進剤も併用すると白化を抑えキレイに作業を進めることが出来ます♪
エルロンと主翼の隙間ですが、可動させても擦れない様にとのことで、このくらいあけてみました。
次は、コントロールホーンの取り付けです。
どういうわけか表側に穴が開いていないので、膨らんだ所をカッターで切れ目を入れてみました。
すると、ニョキっと飛び出して見事成功です!
あとは、発泡スチロール用瞬間接着剤で固定します。
裏側も同じように接着しました。
続いては、エルロンサーボの取り付けになります。
このようにベニヤを切り取るのだけれど、殆どがレーザーカットされているのでカッターを入れるのは角と中間の数か所だけ。
でもそんなこととは露知らず、執拗にカッターで攻めていたおバカなまりもさん。
次に、サーボに延長コードを繋いだらコネクターが自然と外れてしまわないようマスキングテープで固定してみました。
そして、ケーブルを上手く通してからサーボをネジ留めするための下穴を開けるんですね。
ピンバイスで下穴を開けたら、一度瞬間接着剤を流し込んで木材を補強すると良いみたいです。 そして接着剤が固まってから、再度下穴にピンバイスを通してネジを入れやすくしておくんです。
あとは、ネジを締めすぎないように注意してサーボを固定するだけですね。
続きまして、リンケージの組み立てです。
説明書の通りにロッドアジャスターを組み付けて、緩み止め剤を使用し適度に締め付けます。
サーボホーンとロッドは直角になる様に組まなくてはならないのだけれど、今回は、ESCや受信機を全て搭載してからサーボのニュートラル出しを行うので、ここでのサーボホーンは仮止めとなっております。
続いては、水平尾翼の取り付けです。
説明書には書かれてないけれど、主翼を取り付けて後ろからも水平を確認してから接着しなければなりません。
でも、このキットは残念ながら大きく右に傾いてしまっていたので、水平に修正しながら接着を行いました。
このあと、ラダーとコントロールホーンも接着しました。
続きまして、エレベーターサーボとラダーサーボの搭載ですね。
これらも、先程のエルロンサーボと同様に取り付けを行いました。
ただ、ラダーサーボのスペースが浅く奥の壁に当たるので、切り取ったベニヤ1枚分をかさ上げしてサーボを搭載することになっちゃいました。
この写真ではわかりにくいかもしれませんけれど、こんな感じで仕上げてみました。(水平尾翼の修正の努力もわかるかな?)
私はサーボのかさ上げを選択しましたが、もしかしたら奥の壁を削るのが正解かもしれませんね。
続いては、モーターマウントの取り付けです。
補強のためにも、多めに瞬間接着剤を染み込ませておきました♪
次に、モーターの組み付けですね。
まずこちら側に、バックマウントプレートを取り付けます。
緩み止め剤も忘れずに。
なお、ドライバーには可愛いデザインで精度も高い、スイス製の「PB SWISS TOOLS」をおすすめ致します♪
そして、こちら側にはプロペラアダプターを取り付けるんです。
実はわたくし、モーターを選んでいる時にどうやってプロペラを取り付けるのか、なかなかイメージが湧いてこなかったんです。 だってヘリと全く違うんだもん…。
でも実物を見たら、あー納得って感じですw
こちらも緩み止め剤を♪
そして、いよいよモーターマウントへの取り付けです。
でも、モーターマウントへの穴開けはとても慎重に行わなければなりません。 この作業を適当にやってしまうと、モーターシャフトがカウリングのセンターに来なくなっちゃうんです。
なんとか上手くいったかな?
と思ったらカウリングの内側にモーターの冷却フィンが当たっていたので、上の方を若干削らなければなりませんでした…。
でもそんな時には、このようなリューターを持っていると大活躍してくれちゃいます。
続きまして、テールギヤです。
尾輪が良く回るように調整して、イモネジには緩み止め剤も♪
そして、メインギヤの取り付けですね。
補強材をしっかり接着するように気を付けてみました。
続いては、バッテリーとESCと受信機を搭載していきます。
まずは、いつものようにリポのコネクタをXT60に付け替えちゃいます。
はんだ付け作業には、このブログでもよく登場する「HAKKO FX-951」が使いやすくてオススメです♪
このような補助ツールもあると作業が捗りますよね♪
というわけで、簡単に出来ました。
ESCも同様に、はんだ付けをしていきます。
またまた簡単に出来ちゃいました♪
熱収縮チューブは、いつものヒートガンを使ってきれいに処理しました。
はんだ付け作業が終わったということで、こんな感じで搭載してみました。(このあとESCを1cmほど前方に移動し、アンテナの処理もしっかり行っております)
飛行中にリポバッテリーが動いてしまわないように、機体側に滑り止めシートを貼り付けると良いようです。
続いては、プロペラの取り付けですね。
最初はAPCの9 × 6Eを取り付けて、様子を見て行きたいと思います。
右にある黒いやつは、プロペラを締め付ける時に空回りするのを防いでくれちゃう便利なパーツで、その隣りのはアダプターリングになります。
ちなみにこのグリップワッシャーを入れないと、プロペラがカウリングに擦れてしまうくらい結構ギリギリな位置に付いているんです。
かと言って、キットに付属されているベニヤスペーサーでモーターを前に出しても、カウリングを多く削るのは面倒だし…。
でもこのグリップワッシャー、Sサイズだけれど大きすぎてモーターに風が当たらないような気がします…
というわけで、少しだけ手間もかかりましたが無事に完成です!
まとめ
この記事を書いている時点ですでに12フライトしていますが、6分ほど練習をしてバッテリーを確認しても、毎回45%くらいは残っています。
これは、スカイリーフマスターJrとしてはなかなか燃費が良い方なのではないでしょうか。 もしかして設定が上手くいったのかな?
ということで、次回はESCとプロポの設定のお話しをしようと思います♪
それでは最後に、発泡機なのにつぶつぶ感のない、スカイリーフマスターJrの素敵な姿を眺めながらお別れとなります。