本日は、ラジコンのプロポ(送信機)で有名な「Futaba 10J」のスティックモードを変更していきたいと思います。
日本では昔からスロットルが右にあるモード1(MODE1)が主流なのですが、最近はスロットルが左になっていて直感で操作できるモード2(MODE2)を推す人も増えているようです。
今のところ直感も鈍いまりもではありますが、私もモード2でラジコン人生を突き進みたいと思います!
プロポのモードを変更する方法
まずはプロポのご紹介です。
これが先日購入したFutabaの10J君です。 世界的に売れているので皆さんもご存じなのではないでしょうか。
ピカピカでかっこいいですねー♪
続きまして使用する工具のご紹介です。
プラスドライバーは1番と0番を使います。 可愛らしいデザインで精度も高いPB SWISS TOOLSのドライバーをおすすめします♪
ピンセットは力を加えることも可能な肉厚タイプのIDEAL-TEK 00.TAと、角度によっては使いやすいIDEAL-TEK 7.TAを用意してみました。 こちらも定番のスイス製ですね。
それでは作業に入ります。
まずはプロポの裏側を見まして、バッテリーの取り外しを行いましょう。
この赤いコネクタを引き抜いて電池ケースごと取り外します。
続きまして本体ケースを留めている4本のネジを外します。
回し始めは少し固いので、ネジの頭をなめてしまわないように気を付けましょうねー。
ネジを4本外し終えましたらケースを上に持ち上げるようにしてプロポの中を開けます。 ツメなどはないのでドキドキしなくても大丈夫ですよ。
無事に中を見ることができましたね♪
①スプリングの移し替え
さぁここからはいよいよモード変更の要でもある左右のパーツを入れ替えていきますよ。
まずは、右側にあるスプリングを含む3つのパーツを取り外していきます。
はじめに写真中央にあるスプリングをピンセットで外しましょう。
スプリングが外れましたら、残りのネジがついている黒いパーツも取り外します。
3つ目はこの黒いパーツですね。
このように少し持ち上げてから斜め上にスライドさせるようにして取り外しましょう。
上手くいきましたね♪
次は、この取り外したパーツを左側に移植する作業になります。
プロポの構造上、スティックの右と左でパーツの向きが反転する仕組みとなっているので、今度は写真の矢印の方向から入れていきます。
あとはネジの付いた黒いパーツとスプリングを取り付けて移植完了となります。
②ラチェットの移し替え
続きまして、左にあるラチェットを右側に移す作業になります。 とっても簡単ですよー♪
こいつがラチェットというパーツです。
まず最初にネジを外します。
そして銀色のプレートも取り外します。 この時、プレートの裏には白くて小さな丸いパーツがあるので、うっかり下に落とさないように気を付けましょうねー。
残りの白い2つのパーツも外しましょう。
どうです? 簡単でしたでしょう?
それではこのパーツを右側に取り付けていきましょう♪
先ほどのように反転させてここに取り付けるんですねー。
白いパーツを乗せて…
銀色のプレートの上からネジで留めて完成です♪
ちなみにこのネジの締め加減でスティックの重さをお好みに調整することが出来ちゃうんですよー。 スプリングパーツの方でもネジでスティックの重さを変えられるので、この機会に自分好みに調整するのも良いのではないでしょうか♪
これで機械的な部分のモード変更は終わりましたね。 あとはケースを元通りに閉めておきましょう。
次はプロポのコンピューターのモード変更を行いますよ♪
③送信機設定からモード変更
ここでは説明書の最後の方に書いてある「送信機設定」をおこないます。
送信機設定への入り方は、右下にある+と-のボタンを同時に押したまま電源を入れます。
するとこの画面が出るんですねー。
そしてSTK-MODE「1」の部分を+ボタンを押し「2」に変更しましょう。
最後に電源を切って設定完了となります。 お疲れ様でした。
まとめ
モード変更を自分でやったおかげで2,000円浮かせることが出来ました♪ よかったよかった。(ラジコンヘリを始めてみよう!)
それではまたー。